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・客引き 逮捕
逮捕?起訴?罰金? 執筆:
あいこ 2017/3/24
居酒屋やキャバクラ、風俗店などへの客引きをする人は警察に逮捕される
客引きについて。
客引きを見かけたら警察を呼んで、現行犯逮捕してもらおう
客引きとぼったくり店がつながっている構図
客引きのほとんどは、その街を支配する暴力団に「出店料」を払って、道に立っている。出店エリアは、だいたい「十字路から、次の十字路まで」と決まっている。
しつこくついてくる客引きでも、交差点を越えれば、よその組の縄張りになるのでついてこられない。“よそのシマ”で商売をすることになるからだ。
東京オリンピック開催が近づく中、東京都内の風俗店の一斉摘発が行われる可能性は大きい。
つまり、客引きと契約する店は摘発されることを覚悟していて、最初から長期間の営業をするつもりがない。
当然、歌舞伎町に出店するには、大金がかかる。それを「短期間で回収する」つもりのお店は、ぼったくりをしないと成立しない。」
しかも、「危ない橋を渡ってでも、短期間に大きく稼ぎたい」と企んでいる店しか紹介できない。つまり、ぼったくり店だ。だから、「彼らについていくと、確実にぼったくり店に連れていかれる」という仕組みになっている。
警察は、新宿歌舞伎町をパトロールして客引きを取り締まっている。警察に客引き行為が初めて見つかった時は、「違法行為は、二度とやらないように」と注意を受けるが、相当悪質でない限り、逮捕されることは少ない。
何度も注意されて従わない人が、初めて逮捕される。つまり、移動を繰り返すことで、逮捕されることなく、安全に客引き行為を行うことができるわけだ。
まっとうな風俗店やキャバクラ、居酒屋からすれば、最近の客引きは目の上のたんこぶであり、一掃されることを願っている。
客引きたちがいなくなれば、ぼったくり店や違法店舗に流れる客の数は減る。その分、まじめに商売をしている店に足を運ぶ客が増えるか。どうやら、客引きは、客からも、経営者からも煙たがられる存在なのだ。